マルハバン!
今日、3月21日は中東では「母の日」です。
世界的に母の日は5月にお祝いされることが多いですが、中東では3月なんです。それに「日曜日」などと曜日は決められていません。
今年は3月21日が火曜日だったので母の日は火曜日でした。
これはこれで覚えやすくていいですね。
わたしも忘れないように毎年カレンダーにリマインドを入れています。
それにしてもなぜ中東では母の日が3月なのでしょうか。
グーグル先生によると、中東で初めて母の日が導入されたのは1956年のエジプトだそうです。
ムスタファ・アミンというジャーナリストが春の一日目として3月21日を母の日として選びました。(参照:Mother’s Day 2022: why is it celebrated on different dates around the world?)
当時エジプトといえばどこのアラブ諸国も憧れる一歩先を行く国だったようです。
前置きはこのくらいにして、今日はどんな母の日を過ごしたのかをご紹介します。
といっても普段と何も変わらない平凡な一日ですけどね。
まず朝7時20分に息子を学校へ送り出しました。正門では学校専属のカメラマンがバシャバシャと私と息子のいってらっしゃいルーティンを激撮りしてくるので何事かとは思いましたがその時はまだ今日が母の日だということを忘れていました。
学校の正門で、顔見知りの先生の一人が息子を呼んで
「来て来て!サプライズがあるの」とコソコソ息子に話しています。
息子が笑顔で私のところにきてむにゃむにゃむにゃと言うので何を言ってるのかわからず3回も聞きなおしました。
「ハッピーマザーズデイ!」
「あ~ぁそうだったね。ありがとう~」
息子にさよならをして家に着くと早速、姑に送る花束をパパパっとオーダーしました。
1時間以内に配達完了予定と連絡が来て「さすがデリバリーの発達した国だ」と感心しました。
ドライバーは本当に小一時間で配達してくれて、カードにメッセージを英語とアラビア語で書き込み、ハートのシールをペタペタ貼りました。
発熱で休んでいる娘と1歳の息子を連れて姑が起きた9時ごろに一階へ持っていきました。
じゃじゃ~ん!こちらがその品です。
なかなかかわいいです。姑も嬉しそうでした。
とりあえず、「今日のタスク①クリア」
それから嬉しかったのが、2時過ぎに息子をお迎えに行ったときに素敵なカードをプレゼントしてもらったことです。
Thank you berry muchと手形で作ったイチゴが描かれていて、中には息子が自分で書いた名前も綴られていました。
とても素敵な贈り物でした。
わたしは記念日とか誕生日とか全く気にしない質なので、母の日も何も期待してはいませんでしたが、寝る前に息子に「ママは母の日はカードで十分よね?」と言われて思わず吹きこぼしました。
夫には「ババは母の日にママに何をあげるの?」と聞いたようです。
いいぞ息子!その調子!
ほっこり可笑しな母の日となりました。
皆さんは母の日の予定はありますか?
今年は日本の母に何を贈ろうかな。
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