今年の夏は、訳あって子どもたち三人を同じ大手の幼稚園が管轄するサマーキャンプに入れることにしました。期間は2ヶ月間です。
2ヶ月は長いかな〜と思いましたが、私の体調のこともあり外出ができないので仕方なくといった感じです。
クウェートの私立校の夏休みは6月上旬から8月いっぱいととても長いので、保護者は子どもをサマーキャンプに入れます。
J’sを選んだ理由
早期申し込みをすると20%オフだったことと、家から5分の距離でかつ6歳の長男も一緒に入れるという好条件だったので、近所のJ’sに決めました。
また、金曜日以外は毎日朝の8時から1時までやってるので、学校とほぼ同じ感覚で行くことができるのもプラスです。
弁当持参の我が家にはあまり関係ないですが、スナックボックスも毎日提供されるので、万が一弁当を作り忘れても空腹はしのげます。
気になる料金
クウェートのサマーキャンプは総じてお金が結構かかります。
J’sの場合は、通常料金で一人195KD/月です。現在のレートで換算すると10万円程です。ですので2ヶ月で一人20万円が基本料金となります。
さらに、毎週キャンプ内でイベントがあって、参加費は別途かかります。例えば、スクールトリップでキッザニアに行く時は一人7.5KD(4,000円弱)徴収されましたし、外注でピザを作るイベントの日は一人5KD(2,600円)支払いました。
毎月イベントに参加するだけで一人一万円ほど別途かかるので、そこも注意しておいた方がいいでしょう。
時間は?
先ほども少し触れましたが、ドロップオフの時間は朝の8時からで、ピックアップは13時〜13時半までとなっています。
金曜日はお休みで、土曜日も通常時間で運営されています。
参加年齢
女の子:1歳〜9歳
男の子:1歳〜7歳
キャンプ内容
年齢ごとにクラスが分かれていて、一クラス15人ほどです。
先生が一人とナニーが2人各クラスに配属されており、クラスは英語で運営されています。個人的にはアラビア語もあるのかと思っていたのでそこは残念でした。
週に2回、プール遊びの時間があって、子どもたちは喜んでいます。外の気温は50度に達するので、屋外遊具では遊べません。
子どもたちは、クラフトを作ったり、小鉢に花を植えたり、実験したり、料理をしたりして過ごしている様です。毎日大量の工作物を持ち帰ってきます。
毎週イベントを入れて飽きない工夫がされている点はとてもいいと思いました。
年齢別の感想
2歳児の場合
我が家の2歳児は、サマーキャンプに行くのを毎日楽しみにしています。クラフトの時間は工作のりを使っている写真がよく送られてきます。プール遊びが一番お気に入りの様ですが、その他にもスポーツデーやシャボン玉アクティビティで活発に活動している様子が写真から伺えました。持参しているお弁当も毎日ほぼ完食してくれるので親としては嬉しい限りです。
4歳児の場合
我が家の4歳児は、最初は自分の通っていた幼稚園との違いに戸惑っていました。J’sではアラビア語を話す子が多いと言っていました。通っていた幼稚園は英語のみだったので、それもある意味刺激的かなと思います。
スクールトリップの日は、行きたくない〜と言っていましたが、帰ってきたら楽しかったー!!と大はしゃぎしていました。毎日、様々な工作物を持って帰ってきて、楽しかったと言っているので親としては入れて良かったと思っているところです。
6歳児の場合
イングリッシュスクールに通う長男には、アカデミックの点で言うと幼稚園のサマーキャンプは物足りない様に思います。来年からは長男のみ別のサマーキャンプに入れようと思うくらいです。3人の中で一番、朝にキャンプに行きたがらないのは長男で、きっと物足りないんだろうな〜と想像しています。帰ってくると毎日楽しかったー!!とテンション高いのでキャンプ自体はエンジョイしてくれている様です。
まとめ
サマーキャンプが開始しておおよそ1ヶ月が経ちました。上二人はいつもと違うスクールで戸惑いを感じつつも、他の兄妹と一緒に参加しているので、お互いと過ごす時間が増えて仲が良くなった様に伺えます。帰宅後もずっと一緒にふざけて遊んでいます。
本来なら旅行に行ったり、家族で出かけることの多い夏休みですが今年はサマーキャンプに頼りっきりです。サマーキャンプに参加しているお陰で子どもたちは他の子どもたちと遊べ、屋内プレイエリアに行ったり、動物と触れ合ったり、プール遊びをしたりして楽しんでいるのでサマーキャンプ様様です。
他にも、高学年向けのサマーキャンプ、プログラミングに特化したサマーキャンプ、運動系のサマーキャンプ、科学センター主催のサマーキャンプなど様々なサマーキャンプが開講されています。もしも、夏をクウェートで過ごすことになった際にはぜひ参考にしてみてください。サマーキャンプの情報は5月末ごろにインスタグラムで公開されるのが通例です。