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【クウェート生活の謎 パート②】イスラム教国クウェートで肌の露出はどこまでOKなのか

マルハバン!

この記事では、比較的厳格なイスラム国家と言われるクウェートで、男女の肌の露出はどこまで許されるのかクウェート在住の筆者がご紹介します。

過ごしやすい季節にビーチに行けば、ビキニ姿の観光客や外国人で溢れているのがドバイで、片やアバヤにニカーブ姿でビーチを散歩するのがサウジアラビアの日常的な風景だとすればクウェートはその中間にあると思ってもらえればいいかなと思います。


クウェートには大変保守的なイスラム教徒もいれば、夏場はノースリーブでお出かけするオープンなイスラム教徒も大勢います。


ビーチ沿いでは半裸でランニングや海水浴を楽しむ男性の姿も日常的にみられます。

正直、初めて半裸の男性が公共の場で走っているのを見たとき、かなり違和感を感じました。

せめてランニングシャツくらい着て欲しいのが個人的な感想です。

なぜならここはイスラム教の国だから。男女は露出を控えた格好が勧められているはずです。




クウェート生活では、女性がアバヤを着たり髪の毛をカバーする義務はなく、女性は個人や家庭の選択でヒジャーブをするかしないかを決めます。

ハウスメイドの場合、イスラム教徒ではないメイドにもヒジャーブをユニフォームの一部として着用を義務付ける雇用主もいれば、私服で勤務させる家庭もあります。


男性は、女性に比べて服装の制限が緩そうに見えてそうでもないのかな?というのが私個人の感想です。

モスクに入るときは、長ズボンを着用していなければなりませんし、街中で最近見かけるようになったのですが、ジム帰りのようなタイトなランニングパンツにハイソックス姿の男性がいると、ここは陸上競技場だったっけ?と若干浮いてる感はあります。


女性にもジムファッションは人気で、メーカー物の体のラインをハッキリ出すパンツを履いて、ショッピングしたり病院に行ったりと日常生活を送る人々も大勢いて、イスラム教の国ゆえに最近のトレンドは理解に苦しむとあるムスリム男性は言っていました。


イスラム教の国だけれど、過激なファッションをしている人々はクウェート人にも、外国人にもいます。

あまりにも度が過ぎていると、周囲に勘違いを与えてしまうのは分からなくもありません。

また、それ目的でそのような格好をしている人がいない訳でもないでしょう。


最近は、若者に人気のモールを歩いていると体のラインをバリバリに出して男性陣のみならず女性陣にも凝視されている若い女性たちをよく見かけます。

SNSでも、「これって大丈夫なの?」と一瞬戸惑ってしまう魅惑的な写真も多く掲載されています。

クウェートも時代とともに変化しています。




とにかく、クウェートは保守派とリベラル派がミックスしていてもやっぱり保守的な国なので、ボディアピールが多すぎると悪目立ちしかねません。

人々はあからさまな態度で相応に接してきますよ。


クウェートに来られる際には、生足ミニスカートはやめておいた方が身のためかな。


ほなまたね~

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