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クウェート子育て PR

【ベビーシッターを雇うときに気をつけること】シッターに応急処置と心肺蘇生法を訓練する

*ベビーシッターのことを現地風にここではナニーと言います。

クウェートはアラブでは言わずと知れたナニー大国です。
子どもがいれば少なくとも一名、多くて二、三名のナニーが各家庭に住み込みで働いています。これはクウェート人の家庭では顕著ですが、外国人の家庭でもナニーは広く一般的に利用されています。

さて、ナニーを雇ったことがある方ならご存知だと思うのですが、ナニーとしての経験がなくてもナニーになれてしまうのが現実です。
母親じゃなくても、結婚してなくてもナニーの仕事を得ることは可能です。
そんな女性に、生まれたての新生児のお世話をしてもらうのは気が引けませんか?
疑って失礼ですが、産後は母親はママ猫のように我が子を過剰に守ろうとする母性本能が発揮されます。なので見た目か弱い新生児をプロフェッショナル以外の人に託すのを拒みがちです。

そうは言っても産後は、身体の節々は痛み、気分もアップダウンが激しい上に慢性的な寝不足なので産後のママの体は悲鳴をあげています。

わたしは子どもが生まれるたびに産後数ヶ月は新生児ケア専用の看護師を雇って主に夜のお世話を手伝ってもらいます。
看護師はちゃんと看護の勉強をしているので安心ですが、全ての家庭が長期で看護師を雇える訳ではないので、未経験でもナニーが必要なのです。

「首の座っていない新生児を沐浴できるの?」

「子どもが食事を喉に詰まらせたらどう対処してくれるのかしら」

「いざとなったら心肺蘇生できるかしら」

そんな保護者の不安を取り除いてくれるのがこのNannyCaresq8という団体です。



Nannycaresq8は、新生児のお世話の方法(ミルクのあげ方や沐浴の仕方、おむつの変えかた、抱きかた、ゲップのさせ方など)の講義を提供したり、心肺蘇生法の訓練や、応急処置の訓練を提供しています。

ナニーの多くはフィリピン人やスリランカ人、インド人なので各国の言語で講義を提供しています。これはすごく大切な点だと思います。英語の話せないナニーもいますから。

また、この団体はナニーだけでなく、保護者や、訓練を受けたい人なら誰でも受けることができます。例えば、幼稚園のバスドライバーとか、セキュリティとか。
訓練が終わったあとは修了書も渡されます。

ナニーとして働く場合、こういう資格が優遇されたり、法律で義務化されたりするといいですね。お金を払ってでも、自分のナニーには訓練を受けてほしいと思います。

もしクウェートやその他の国でナニーを長期で雇うことになった場合は、ぜひご利用を検討してみて下さい。


湘南ERが教える 大切な人を守るための応急手当


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