アハラン!
ラマダンの13、14、15日目にお祝いするギルギアーンという行事をご存知ですか?
クウェートではギルギアーン、他の湾岸諸国ではガランガオなどととそれぞれ呼称が変わります。
さて、このギルギアーンのイベントを楽しもうと思ったら前もって下準備が必要です。
クウェートの学校や幼稚園、大型ショッピングモール、ローカル家庭などでは毎年お祝いされるので、イマイチ楽しみ方がわからない人は是非参考にしてみてください。
まず、ギルギアーンは決まってラマダンの中間でお祝いされます。なのでラマダンが始まると多くのアラブ系のファッションショップではギルギアーンの衣装も販売されます。
ギルギアーンの衣装はキラキラのスパンコールがいっぱいついていたり、カラフルでいかにもアラブのお祝いという感じの華やかさです。
クウェートの民族衣装や、ダッラーア、ギルギアーン衣装、イードの衣装を買いたい場合は以下のお店がおすすめです。
・Alaseel
・Primart
・jumbo
・The Certified
⚠️オンラインでも買えますが、インスタなどの個人デザイナーのショップは高めの値段設定です。
衣装を買ったら、次はテーラーで寸法の微調整をします。
通常2−3日で裾上げ等は終わります。裾上げは一着1KD程度です。
次に、ギルギアーンで配るキャンディの準備をします。
キャンディの袋やボックスだけを別で買って、自分でお菓子を袋詰めしてもいいし、お菓子やおもちゃがボックスとセットになったやつを買ってもいいです。
キャンディの小分け袋は、City Starや地元のスーパー、雑貨屋などで売られています。
時間の余裕がない人はインスタで注文するのもありです。通常は、小分けにしたお菓子に自分の子供の名前を印字して学校や近所に配ります。
他にできる準備は、当日サロンを予約してラマダンの雰囲気漂う星や三日月のヘアアクセサリーを付けてもらったり、キラキラにスプレーしたり、ヘナアートを手にするのもいいですね。
わたしたちは上記の準備を全部して、ギルギアーンの会場に向かいます。







この日子どもたち3人がもらったキャンディの総量は約9kgもありました。
後日、机に並べて食べていいお菓子と、寄付するお菓子に分けます。
ギルギアーン会場では、各家庭がブースを設けて自分たちの配るキャンディを並べ、軽食やアラブのスイーツ、お茶、コーヒー、アイスクリーム、サージ(アラブのサンドイッチ)、バーガーなども用意されています。
大体50〜60人くらいの女性と子どもプラスナニーが集まったのではないでしょうか。
いかがでしたか?
ギルギアーンの楽しみ方がイマイチ分からなかった人も、来年は準備をして一緒に楽しみましょう。
子どもたちは、キャンディをもらいに近所に出かけてもいいですね。その際は歌うことを忘れずに😉
ギルギアーンの歌の歌詞はこちら:【クウェート文化】ギルギアーンの歌の意味
過去のギルギアーンも見てみる:ギルギアーン2023 | クウェート文化を愛するとき
Children eagerly await traditional Ramadan mid-month celebration