先日、ジャパンカルチャーセンターのモハメド先生がセンターに招待してくれました。
モハメド先生とは、偶然子どものプレスクールが同じでした。
当日は、5名の生徒さんが来てくれてお互いに自己紹介をしたり、クウェート料理で何が好きかとか、日本語を勉強しようと思ったきっかけやこの先のゴールなどについてたくさんお話をしました。
マーシャ―アッラー
生徒さんたちは日本語を2~3年勉強していると聞いていましたが、どの生徒さんも言葉がどんどん出てきてビックリしました。
普段からアウトプットの練習を授業でも、授業外でもされているようです。
生徒さんからの質問で、「クウェートで一番イヤな習慣は何ですか?」と聞かれて迷わず
挨拶するときにキスをするのがイヤですと答えました。(笑)
新型コロナ以降、キスの回数が減ってきたので日本人の私としては助かっていますと冗談交じりで話しました。
モハメドさんのクラスでは全員日本語能力試験を受験します。
昨年の12月にはカタールに受験に行ったようです。
本格的ですね。
そのテストでは日本語能力試験二級に合格した生徒さんもいます。
この日来られた5名の生徒さんは皆女性でしたが、男性の生徒さんもいるようです。
5名の生徒さんは皆さん日本の文化・サブカルチャーに関心があり、それぞれの目標へ向かって日々このセンターで日本語を勉強しています。
中には、日本語を使って声優になる道を志す生徒さん、日本語の本を読めるようになりたい生徒さん、日本語のアニメや映画を日本語で観れるようになりたい生徒さん、日本人のように日本語で会話ができるようになりたい生徒さんなど、様々な動機を持っています。
モハメドさんは、「日本語が人生を変えた。日本語を勉強することは自分の幸せだから日本語を勉強している」と言っていました。
素晴らしい生き方だなと思います。
モハメドさんがあんなにエネルギッシュなのは毎日が学びに溢れ、常に頭を使って楽しくセンターを運営されているからなんでしょう。
ジャパンカルチャーセンターはモハメドさんの自宅地下にあり、日本語の書物やCD、DVD、絵画、その他たくさんの日本コレクションで溢れています。
午後4時以降センターは生徒さんたちに開放されていて、好きに書物を読んだり、雑談したり、勉強したりできるようになっています。
甘いスイーツとコーヒーを飲みながら日本語でカラオケをして交流を深めたり、日本の映画を鑑賞したりととても楽しそうな雰囲気が伝わってきました。
また是非遊びに行きたいです。
モハメドさんは、多くの日本人がセンターを利用してくれると嬉しいと言っていました。
このセンターが日本とクウェートを草の根レベルで結ぶきっかけになってくれると嬉しいですね。
最後になりましたが、モハメドさん、5名の生徒さん、ご招待ありがとうございました。
こちらの記事も合わせてどうぞ:【トリリンガル子育て】多言語教育 マルチリンガル教育のメリットと家庭で気を付けたいこと