マルハバン!
中東クウェートでは夏休みが始まりました!夏と言えば旅行!
その旅行に関して最近驚いた出来事がありました。
*タイトルはクウェート人の旅行の仕方となっていますが、「クウェート人」すべてでなく、ある一部のクウェート人の話であることをまず初めにお伝えしておきます。
先日、夫のいとこが久々にギャザリングに来ていたので、「この前のフランス旅行はどうだった?」と軽い気持ちで聞いてみました。
彼女は、イード連休に旦那さんと二人でパリに旅行に行っていました。
彼女には3歳の男の子がいますが、その子はおばあちゃんとクウェートでお留守番をしていました。
イードの時、その男の子は両親抜きで一人でいとこたちと我が家に来ていたのですぐに気が付きました。
フランスに行った彼女の旅行目的は何だったのかは知りませんが、彼女に旅行はどうだったかと聞くと彼女は「とても良かった」と教えてくれました。
「何をしたの?どこか観光に行った?」と聞くと、
「買い物をしてレストランに行ったわ。観光はしていない。」と教えてくれました。
「ええええええ!」とそこでまず驚きました。
まぁこれが『本当の贅沢』と言えばそうでしょう。
何もしない贅沢。
何も予定を入れないというのはストレスフリーで、旅行中ずっとリラックスしていられます。
でもショッピングって。。。クウェートのモールに行けば大抵のヨーロッパのブランドは買えるんじゃない?すみません!
ファッションに疎いビートルマニアには分からない次元の話ですね。
旅行で何をするかは完全に彼女の自由でわたしがとやかく言うことではないですが、まぁ子どもを置いて海外旅行をしてる時点で驚いたのと、その旅程がわたしの価値観とは違ったので驚いて夫にそのことを言うと、夫は
“Nothing surprises me” とだけ言いました。(笑)
クウェート人は海外旅行慣れしているのもあるかもしれませんが、彼らの多くは旅行先でガッツリ観光して歩き回ることはしないそうです。
歴史とかにさほど興味がない?
長距離を歩くことに慣れていないのもあるでしょう。ガッツリ観光したら疲れますからね~
旅行先で何をしたのかは重要ではなく、どこに旅行に行ったのかが重要だとか?
ここら辺はよくわかりませんw
彼らの多くは、ただシャンゼリゼ通りのカフェに何時間も座って行きかう人を眺めるだけで十分に満足できるのです。
そして女性は買い物が大好き(これは万国共通かな?w)
海外旅行慣れしたクウェート人の贅沢すぎる旅行に日本人のビートルマニアは驚いたので、ブログに書いてみました。
*決して彼らのような旅行の仕方が悪いとか劣ってるとかいう意味ではなくて、国民性を多少なりとも反映していると思ったので。
それに、歴史とか文化が大好きでずーっと歩き回るクウェート人もいるし、自然が大好きでエジンバラの人気のない山奥を一人トラッキングしながらハイキングするクウェート人も知っています。
個人の話と言えばそれまでですがw
最後に、日本人には馴染みのないない話を一つ。
クウェート人の多くは結婚後子どもが生まれても子どもを両親に預けて夫婦だけで海外旅行に行ったり、友だちと海外旅行に行くのはよくある話です。
住み込みのナニーたちが子どもの面倒を両親宅で見ます。
もしくは、ナニーを一緒に家族旅行に連れていきます。
クウェートではよく聞く話です。
うらやましい反面、色々と考えさせられることではありますが。
身をもって経験しているのでよくわかりますが、子連れの旅行は大変なのでそういう選択肢があるのはいいですね~
あなたは小さな子どもを置いて数週間の海外旅行に出かけられるとしたら、出かけますか?
わたしはどうでしょう?
その時にならないとわからないですが、たまには夫婦水入らずで羽を伸ばしたいとは思います。
子どもたちがティーンになって、姑がまだまだ元気なら「ワイノット!」って思いますけどね。
最後ルー大柴さんみたいになってすみません(笑)
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トリップアドバイザー:Things to Do in Kuwait City