9月といえば、多くの国では入園・入学シーズンとなります。
桜も咲いてなければ入学式もなく、なんとなく実感が湧きづらいのですが、4歳の息子も9月1日からクウェートにあるブリティッシュスクールに通い出しました。
学校側の問題で制服の発注に問題があり、入学前々日にやっと制服が手に入りました。
入学前にグーグルで全体のミーティングがあっただけで、入学の一日前にオリエンテーション的な感じで親と教室に入って先生やほかの生徒の保護者と顔合わせをするというとてもシンプルなスタートでした。
息子にとっては実質初めての大きな学校への入学で、不安と孤独に押しつぶされそうな最初の一週間を過ごしていると思います。
息子は第一子もあってか、とても繊細で、あれだけ楽しみにしていた学校も「いきたくな~い」と駄々を捏ねるようになりました。
小さなプレスクールから大きなマンモス校に通うと、それは不安も大きいでしょう。
私たちは息子の気持ちを受け止めたい一心です。
これまで何度か「First day of school」を経験していますが、今回のは特別息子の成長を感じ胸がいっぱいになるとともに、子どもの葛藤も感じられてどうにか楽にさせてあげたい気持ちです。
何かできないかと考え、夫と二人でお迎えに行ったり、お弁当のおやつを一緒に買いに行ったり、息子にプレスクールから使用している勇気が出る香水をつけてあげたりと試行錯誤しています。
昨日は涙を流しました。
今朝は泣かなかったけど、私に何度も抱きつき、顔の知らない大人に校内に連れていかれるのを拒みました。
これから数週間を乗り越えられればきっと毎日笑顔で登校してくれると思われますが、今は親としても胸が痛い日々です。
学校にいる時間もプレスクールからプラス2時間になって、早起き過ぎる4歳児は下校時にはくたくたに疲れていると思います。
上二人が学校に通い出した身としては、学校から帰る子どもたちを迎える時が何よりの幸福感を感じられる日々を過ごしています。
息子だけでなく、2歳の娘も同じ学校の保育園に通い出しました。
娘は学校に行くのが楽しみなようで、学校がない日も制服を着たがっていました(笑)
2歳だし、入園は早すぎるかな?と思ったのですが、お迎えの時に夢中で遊んでいる娘を見て入園させて良かったと思いました。
家に居るよりもっとのびのびとセンソーリ遊びをしたり粘土遊びをしたり、絵具遊びや砂遊びをしてきてほしいです。
そして友達や先生とコミュニケーションをとって、彼女の持ち味をどんどん開花させてほしいです。
最後になりましたが、初めてお子さんを入園、入学させた読者のみなさん、不安な気持ちはよ~くお察しします。毎日お疲れ様です。
最初の数週間、数か月を乗り切っていきましょう。
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