マルハバン!
子どもたちをクウェートにあるブリティッシュスクールに通わせて半年が過ぎました。
思い返せば長男は小さなプレスクールから大きなマンモス校に入学したので苦労もありました。
長女は、入園時は2歳半で初めての本格的な幼稚園(保育園)の始まりでした。
今はターム4で(第4学期)今学期は残すところあと1学期となりました。
そんななか、先日子どもたちがクラスフォトを持って帰ってきました。
初々しさ全開の制服姿ですが、子どもたち一人一人の表情からも成長が感じ取られる一枚となっています。
立派な合成皮革のアルバムに収められているところがいかにも私立って感じです。
これまで半年間、子どもたちをブリティッシュスクールに通わせていますが、親としては満足で、子どもたちも学校と先生たちをとても気に入っています。
何より、毎日子どもの担任と顔を合わせられるのはとても有意義だと思います。
ちょっとしたことでもすぐにコミュニケーションが取れるので大変ありがたいですし、クラス全体の様子、学校の様子を実際に毎日見られるのは親としては得られる安心感が大きいです。
子どもたちが通うこちらの学校、立地が最高なのですが、授業料がすごく高いです。
読者の皆さん、どうか誤解しないでほしいのですがビートルマニアは別に子どもの学校でマウントを取ろうとしているのではなく、ただ単に現状を共有したいだけなのです。
子どもの通うこの私立校、先日夫が来年度の登録を済ませたところ、その授業料を聞いて驚きました。
子どもは小学校1年生です。その授業料は年間なんと150万円近くもするのです。
これちょっとヤバくないですか?
日本の国立大学の年間授業料は確か50万円ちょいですよね?
勿論この授業料は、学校のホームぺ-ジには記載されていません。
個別で問い合わせなければ学校側も敢えて教えてはこないのです。と言いうか毎年変わるんじゃないかな?
そんなわけで、夫は授業料を把握することなく子どもたちを入学させたのでした。オイオイ
クウェートの私立校はブリティッシュスクールやアメリカンなど大抵の相場はこのくらいと聞いてはいましたが、いざ実際請求されるとやっぱり驚きました。
クウェート人は公立校に行けば学費は無料ですから、通算13年間と計算するとその差は雲泥の差となります。
ちょっと気になったので電卓ポチポチしてみました。
年間の授業料がざっくり4,000KD(170万円)としてそれを高校卒業まで13年間と計算すると・・・
170万円 × 13年 = 2,200万円 (子ども一人につき)
これを子どもの人数分払うとなったら大変です!!!!!!!!!!
え?皆さんリッチですか?
授業料でこれだけ払ってあとは制服代とか教科書代とか、部活動にもお金かかりますよね?
水泳入れたり空手やったり、ピアノ習ったり、お金がどんどん飛んでいく~(白目)
お金に余裕のある家庭も、そうじゃない家庭も、会社が負担してくれる家庭も、様々なバックグラウンドを持った子どもたちが親の期待を一身に受けて私立校の制服に腕を通すのかと思うとなんだか気が重い話ですが、
多少の贅沢を我慢してでも教育にお金を費やす親はどこの国にも一定数はいるんだなと思い知らされるのでした。
無料の公立と桁外れの私立。
どちらに入れるのかは親として悩まされる永遠のテーマだと思います。
特に私のような外国人嫁には。
学校のクラスフォトから授業料の話になってしまいましたが、クウェートにお子様連れで来られる方々には参考になる内容かなと思いシェアしました。
所変われば品変わる ×
所変われば相場変わる 〇
またね~
こちらの記事も参考にどうぞ:クウェートの私立校の学年別授業料一覧
中東のブリティッシュスクール|初めて子どもを海外の小学校に入学させる親心