※この記事は、2026年の中東情勢の緊張によってクウェートで実際に経験した出来事を、ひとりの母親として記録したものです。


🏫 まさか、こんな形で学年が終わるなんて

3か月前、私はこんな学年末を迎えるとは想像もしていませんでした。

子どもたちはいつものように学校へ通い、先生や友達と過ごし、学年最後の日には笑顔で教室を後にするはずでした。

ところが現実は違いました。

突然始まった緊張状態

空港閉鎖

学校閉鎖

オンライン授業への移行。

そして子どもたちは、そのまま教室へ戻ることなく学年を終えることになりました。

私たちは毎日、

「来週には戻れるかもしれない」

そう期待し続けていました。

しかし、その願いが叶うことはありませんでした。


🧑‍💻 子どもたちは3か月間オンライン授業を続けた

学校閉鎖後、授業はすべてオンラインになりました。

最初は一時的な措置だと思っていました。

ところが状況は長引き、気づけば3か月。

子どもたちは毎日画面越しに授業を受け続けました。

友達と笑い合う休み時間もありません😭

校庭を走り回ることもありません。

卒業イベントや学年末行事もありません。

学校生活の大切な思い出がごっそり失われてしまいました。

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🧑‍🏫 教師たちもまた苦しんでいた

大変だったのは子どもたちだけではありません。

先生方もまた、この状況の犠牲者でした。

インターナショナルスクールには世界中から集まった教師が働いています。

緊張状態が高まる中、本国へ一時帰国した教師も大勢いました。

帰国した先から時差のある中、授業を続ける先生。

状況が少し落ち着いて、再びクウェートへ戻ってきた先生。

不安を抱えながらも、子どもたちのために画面の向こうで笑顔を見せ続けた先生。

その努力は計り知れません。


🧑‍🧑‍🧒 親たちも限界との戦いだった

オンライン授業は、家庭にも大きな負担をもたらしました。

特に複数の子どもがいる家庭では大変です。

兄弟それぞれの授業時間を把握し、

デバイスを準備し、

課題を確認し、

トラブルが起きれば対応する。

ナニーがいない家庭。

共働き家庭。

幼い兄弟がいる家庭。

どの家庭も必死でした。

学校が担っていた役割の大きさを改めて痛感した3か月でもありました。


⚠️ 恐怖と隣り合わせの日常

クウェートは直接戦闘地域ではありませんでした。

それでも恐怖は確かに存在していました。

明け方の迎撃ミサイルの爆破音。

家の窓が揺れ、いつ次の攻撃にさらされるか、子どもたちが恐怖でトラウマになってしまわないか不安でいっぱいでした。

止まない空襲警報と突然携帯に届く緊急アラーム

緊迫したニュース速報。

急な物価高。

先の見えない状況。

子どもたちの前では平静を装っていても、大人たちは常に不安を抱えていました。

「もし何かあったら」

その言葉が頭から離れない日々でした。


🇰🇼 なぜクウェートの子どもたちが犠牲にならなければならないのか

私が今でも納得できないのは、直接戦火を交えていないクウェートにまで影響が及んだことです。

子どもたちは勿論何も悪くありません。

先生たちも悪くありません。

普通に学校へ通い、

友達と遊び、

学び、

成長するはずだった時間が奪われました。

国と国の対立。

大国同士の駆け引き。

そのしわ寄せを受けるのは、いつも普通の人々です。

そしてその中には子どもたちも含まれています。


✈️ 空港閉鎖がもたらした閉塞感

さらに私たちを苦しめたのが空港閉鎖でした。
*クウェート国際空港はドローン攻撃を何度も受けました。犠牲者もでています😢

5月末まで続いた海外航空会社による航空便の停止

国外へ自由に出ることもできない。

家族に会うこともできない。

「帰りたくても帰れない」

そんな状況が続きました。

島に閉じ込められたような感覚。

先の予定を立てることもできない不自由さ。

精神的な負担は想像以上でした。


🤝 それでも人はつながろうとする

そんな中、保護者や先生たちは子どもたちのためにできることを考えました。

オンラインだけでは終わらせたくない。

先生と子どもたちをつなぎたい。

友達同士をつなぎたい。

その思いから、小規模なオフラインの集まりも行われました。

画面越しではなく直接会えた時の子どもたちの笑顔は忘れられません。

人と人とのつながりは、やはり特別なものなのだと感じました。


👨‍🏫 忘れられない先生たち

今年は長年クウェートで働いてきた先生方の退職もありました。

中には30年近くクウェートの子どもたちを支えてきた先生もいます。

本来なら盛大な感謝と祝福に包まれて送り出されるはずでした。

けれど最後の数か月はオンライン。

教室での最後の授業もありませんでした。

先生方の無念さを思うと胸が痛みます。

*この戦争がきっかけで学校を離れた外国人教師・TAが多く出たと聞いています。


👦 子どもたちから奪われたもの

この3か月で失われたものは決して小さくありません。

学校生活。

友達との時間。

思い出。

自由。

安心感。

もちろん命が最優先です。

しかし、それでも子どもたちが失った時間の重さを忘れてはいけないと思います。


☀️ 夏こそは日本へ帰りたい

今、私たち家族が願っていることはただ一つです。

今年の夏こそ、日本へ帰りたい。

家族に会いたい。

子どもたちを日本で思い切り遊ばせたい。

安心して飛行機に乗りたい。

当たり前だったことが、どれほどありがたいことだったのか。

この3か月で痛感しました。

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緊急時や長期のオンライン授業期間中に、我が家で役立ったものをまとめています。

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この3か月が無駄だったとは思いたくありません。

困難の中でも学び続けた子どもたち。

支え続けた先生たち。

そして家庭を守り続けた保護者たち。

いつか振り返った時、「よく乗り越えたね」と笑って話せる日が来ることを願っています。

1日も早く、平穏な日常が迎えられますように。

👇参考まで

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