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【家庭で日本文化を教える】簡単 おりがみだけで演出する七夕

来週の木曜日は7月7日七夕です。

七夕とは、織姫さまと彦星さまが天の川を渡って一年に一度だけ出会える7月7日の夜のことです。

長方形の短冊に願いを書いて、笹竹に飾り付けます。

幼いころ、父が切ってきた竹に家族で飾りつけをして庭に飾っていたのを覚えています。

短冊には願い事を書き、時間が経つと庭中に七夕の飾りが風に飛ばされて散乱していたものです。

2年前に帰国した際に母は七夕を用意し、私と夫に短冊に願い事を書くように勧めたのも記憶に新しいです。

そんな七夕行事ですが、今年は風邪でサマーキャンプを休んでいる長男と娘と一緒に家で飾りを作ることにしました。

折り紙、のり、はさみ、クレヨンを用意して動画を見ながら真似して飾りを作っていきました。

長男ははさみを使うのが好きなので、提灯をたくさん作ってもらいました。

娘は折り紙にクレヨンで絵を描く担当です。

短冊に書く願い事も忘れずに。

長男の願い事は「かるたをもっとがんばれますように」

長男が考えた次男の願い事は「はやく1歳になれますように」笑

ところで皆さんは七夕の歌『たなばたさま』の歌詞の意味をご存じですか?

七夕が近くなるとよく耳にする童謡『たなばたさま』

1941年(昭和16年)に文部省発行の「うたのほん 下」に掲載された唱歌です。

歌詞の中には古い言い回しなどもあり、難しいなぁと感じる部分もあります。

「たなばたさま」 作詞:権藤はなよ/補作詞:林柳波/作曲:下総皖一

ささのはさらさら のきばにゆれる
おほしさまきらきら きんぎんすなご
ごしきのたんざく わたしがかいた
おほしさまきらきら そらからみてる

一番の歌詞にある「のきば」とは、漢字で書くと「軒端」。つまり屋根の端で壁から張り出した部分を意味します。

日本の古い民家ではこうした軒端が設けられており、七夕の時期にはここに笹飾りが飾られていたのですね。

その次に歌われる「金銀砂子(きんぎんすなご)」とは、金箔や銀箔を細かく砕いて、蒔絵や襖絵などを装飾するために使う粉(砂子)のこと。歌詞では、七夕の星空や天の川の砂などが表現されています。

また、二番の歌詞の冒頭に出てくる「ごしきのたんざく」の「五色(ごしき)」とは、中国の五行説にあてはまる五色で、緑・赤・黄・白・黒のことを表します

ちなみに中国では短冊ではなく、織姫の織り糸にちなみ、吹き流しや五色の糸を吊るすそうです。(ヤマハ音楽教室 親子で「七夕」を楽しもう!より引用)

いかがでしたか?

意外と知らなかった歌詞もあったのではないでしょうか。

以上、海外でも簡単にできる七夕の飾り付けのご紹介でした。

参考にしたビデオはこちら

こちらの記事も合わせてどうぞ:【日本文化に触れる】鯉のぼり工作を家で作ってみた