12月末に、およそ3年間お世話になったメイドのCさんがフィリピンに帰国しました。

本来なら、入れ替わりですぐに次の人が来てくれるはずでしたが、現時点ではコロナで新規採用組がクウェートに来られないので各方面でメイドの需要はピークに達しています。

Cさんはわたしにとって初めてのメイドで、日々試行錯誤しながら彼女と関わってきました。

「家にお手伝いさんがいるー!いいなー!じゃあ何もしなくていいんでしょ?」

と言ってくる人はいますが、24時間同じ屋根の下で他人が暮らす生活となるとそれなりにストレスはお互い溜まります。

メイドとは雇用主と労働者として関わるので、別に友達になる訳ではありません。

わが家のルールや子育て方針に極力沿った形で仕事をしてもらうのですが、生まれそだった環境も違えば文化や言葉も違う訳で、「自分の持つ常識が常識でない人」に身の回りのお世話をお願いするのはそれなりに苦労もストレスもありました。

メイドの居る環境で生まれ育ったクウェート人の夫に日々相談しながら「いかに皆が気持ちよく笑顔で生活できるか」を日々考え、本当はこうしてほしいけど、ここまでは言わないでおこうと妥協することも多かったです。

メイドを雇うとき一番大事になってくるのが「相性」で、今思えば先のメイドさんとは会った時から「あれ?言葉通じてる?」と思うことがあったにも関わらず、採用してしまったので結局ミスコミュニケーションの多い日々でお互いストレスだったと思います。

そんなこんなでメイドが本帰国して1か月経ちますが、正直今の生活はストレスフリーで案外気に入っています。

朝から晩まで家族のプライバシーは守られているし、仕事の指示もしなくていいし、メイド同士のいざこざにも無縁です。(わが家には他にも姑のメイドがいます)

夫が仕事に行っている間のワンオペは最初はしんどかったものの、慣れてきたら自分で言うのも何ですが今は家事も子守も要領よくやれている方だと思います。

あ、テレビに子守を託すのを解禁したせいもありますが(笑)

これを機に手抜き子育て、楽々子育て、ストレスフリー子育て、親子ハッピー子育て、適当家事、妥協育児、妥協家事などなど以前の生活では意識したこともないようなことをやってきました。

メイドや看護師を雇っていたのは、こどもをテレビ漬けにしなくていいようにというのもありましたが、それが無い今、世のママたちがいかに苦労して葛藤しながら家のことを回して子どものお世話をしているかが今更ながら分かりました。

コロナが無かったら、こんな生活になることも多分なかったのでいい経験にはなりました。

朝から晩まで夫婦でチームになって家事育児を協力すると、大変な日々なのに夫との関係はずっと良くなって、お互いが相手を思いやって行動し、感謝するのが日々の生活で多く表れるようになりました。

朝から晩まで家事に忙しく動き回る夫を見ていると、「この人と結婚出来てわたしはなんて幸せ者だろう」感謝の気持ちが湧いてきます。

子どもとも触れ合う時間も増え、最初はお尻を洗いに洗面台に連れて行くのもヒーヒー言っていたけどそれも慣れて体力もついてきました。

なんならこのままメイドなしでもイケるんじゃね?と思いはしましたが、旦那は取りあえず2名メイドを雇うと決めました。一人はナニーとして。わたしも賛成しました。

エクストラヘルプ、あるに越したことはないとわたしは思っています。

どんな風になるのかな。

どんな風になっても、それも勉強。

インシャッラーいいご縁がありますように。


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