先日、息子を大きな政府系の病院に連れて行った時のこと。
その新しくできた病院の小児科の待合室は広く、キッズスペースが寛大に設けられていて、ビートルマニアは感動しました。
年齢層も幅広く対応していて、小さな子が好きな車や音のなるおもちゃ、塗り絵やキッチンセット、絵本など、種類も豊富でした。
後々知ったのですがその遊び場は、KACCH(Kuwait Association for the Care of Children in Hospital)という非政府団体が運営する、病院でケアを受ける子どものためのプレイエリアだったのです。
そこで働くKACCHプレイリーダーと呼ばれる女性スタッフが、待合室で子どもと遊んでくれていたので、少しお話を聞いてみました。
彼女がくれたパンフレットを読むと、KACCHは入院中の子どもと家族、通院する子どもと家族を心理社会的にケアするためにたてられた団体で、現在クウェートの6つの政府系病院で運営されているようです。
6つの病院:アミーリー病院、ジャハラ病院、ファルワニーヤ病院、イブン・シーナ病院、NBK子ども病院、そしてアル・ラーゼィー病院
確かに、我が子もそうですが、毎度診察室へ入ろうとすると嫌がり、看護師や医者が何かすると大声で泣き叫びます。
診察室から出てくる子どもたちの顔は、それぞれが何かを抱えているような表情をしていました。
入院中は特にストレスフルです。
そんな子どもや家族の心のケアを、子ども目線でサポートして子どもたちを病院でも笑顔にしてくれるのは、子どもを持つ親にとっては大変ありがたいサービスだなと思います。
日々子どもたちのために活動してくださってるリーダーの皆さん、シュクラン(ありがとう)。