英語・日本語・アラビア語|多言語育児で欠かせない3つのサービスと活用法
中東クウェートで、アラブ人イスラム教徒の夫と4人の子どもを育てている我が家。
家庭の中では、日本語・英語・アラビア語が飛び交い、4人の子どもたちには生まれた時から英語・日本語・アラビア語を使って生活をしています。
我が家の子どもたちを取り巻く言語環境はこんな感じです。
・父親とはアラビア語
・祖母とはアラビア語たまに英語
・母(わたし)とは日本語たまに英語
・兄弟同士は主に英語、時々日本語
・義理の家族はアラビア語と英語
・両親同士は英語
・ナニー、ドライバーとは英語
・学校はメイン英語(ブリティッシュ系のインター)アラビア語/イスラム週5時間
・アラビア語塾週4時間
・日本語補習校週2時間
多言語育児というと、「親が毎日何時間も教えているのでは?」と思われることもありますが、実際はそこまで特別なことばかりではありません。
むしろ大切なのは、
- 言語学習を毎日の生活に無理なく自然に組み込むこと
- 子どもが楽しみながら触れ続けること
- 親が無理なく続けられること
- ワンペアレント・ワンランゲージを日々意識すること
だと感じています。
今日は、そんな我が家で欠かせない3つのサービスについて書いてみます。

① VPN|海外で日本語環境を維持する必需品
海外で日本語育児をしていると、本当に困るのが「日本語コンテンツ不足」です。
日本では普通に見られる番組が、海外では地域制限で見られないことがよくあります。
そこで我が家で毎日使っているのがVPNです。
VPNを使うことで、日本向けの動画配信サービスやサイトにアクセスできるようになります。
我が家の活用法
子どもたちは毎日のように、
- 日本のアニメ
- NHKの子ども番組
- Netflixの日本語吹き替え作品
を見ています。
特によく見るのは、
- 『天才てれびくん』
- 『忍たま乱太郎』
- ドラえもん
- あたしんち
- ちびまる子
- ちいかわ
- おさるのジョージ
- Eテレ
など。
海外にいると、日本語の“自然な会話”に触れる機会がどうしても減ってしまいます。
でも動画なら、
- 言い回し
- 相づち
- 日本独特の空気感
- 日本文化
- 日本の社会ルールや学校のこと
まで自然に吸収できます。
しかも子どもにとっては「勉強」ではなく毎日の「楽しい時間」。
これは本当に大きいです。
自分が日本のNetflixを見る際にもVPNはかなり活躍しています。
日本版Netflixでしか見られない作品も多いので、我が家ではほぼ毎日テレビ、iPad、パソコン、スマホと全てのデバイスで使っています。
海外在住で日本語維持をしたい家庭には、VPNはかなり重要なサービスだと思っています。
我が家で実際に毎日使っているVPNはNordVPNです。接続安定でファイル安全保護、ウイルス対策ハッカー対策もバッチリ!
1年版ならさらにお得でおすすめです!
② OSN|アラビア語とアラブ文化を自然に学ぶ
次に欠かせないのが、中東のテレビ・配信サービスOSN。
我が家では、アラビア語環境づくりのために導入してもらいました。
アラビア語は、日本人親だけで教えるのがかなり難しい言語です。
特に、
- 発音
- 日常会話
- 方言
- 文化的ニュアンス
は、実際に聞く量が重要だと感じています。
我が家で見ているもの
例えば、
- クウェート国営放送のラマダン特集
- アラビア語吹き替え版のNick Jr.(パオパトロールとかバーバパパなど)
- UAEの子ども向け放送局「Majid」
など。
特にラマダン時期の番組は、言語だけでなく文化理解にもつながります。
子どもたちはアラブ圏の番組を通して、
- アラブの価値観
- 家族文化
- 宗教行事
- ユーモア
も自然に学んでいます。
言語だけ切り離して教えるのではなく、文化ごと触れることが、多言語育児ではとても大事だと感じています。
③ Amazon UK・Amazon Japan・紀伊國屋ドバイ|海外育児の生命線
そして、多言語育児でやはり外せないのが「本」。
動画だけではなく、読書習慣は本当に重要だと感じています。
我が家では、
- Amazon UK
- Amazon Japan
- 紀伊國屋UAE
- Jarir (サウジアラビアの本屋)
などを利用して、ネットで本を定期的に購入しています。
クウェートでは、どうしても手に入る本が限られているからです。
実際に感じること
送料は正直かなり高いです。
それでも、「必要な本が確実に手に入る」安心感は大きいです。
しかも意外なことに、ドバイの紀伊國屋から会員価格で買うよりAmazon UKから買う方が安いということもよくあります。
そして配送がかなり早い。
我が家では、通常4日ほどで日本やイギリスから自宅まで届くことが多く、本当に便利です。
*UAE住民は送料無料サービスで紀伊國屋の方が安い

購入している本
例えば、
- Oxford Reading Treeのセット
- 英語絵本
- 日本語の児童書
- 図鑑
- 小学生向け読み物
など。
子どもたちは気に入った本を何度も読み返しますし、子どもが4人いるので上から下に順番に回せるのでその点気兼ねなく購入しやすいというのはあります。
言うまでもありませんが、読書の積み重ねで、
- 語彙
- 読解力
- 表現力
- 集中力
が自然に伸びていくのを感じます。
多言語育児は「毎日の環境づくり」
海外での多言語育児は、決して理想通りばかりではありません。
学校に行き出すと英語が強くなったり、日本に一時帰国すれば日本語が強くなったり、アラビア語を嫌がる時期もありました。
でも、
- 毎日少しずつでも触れる
- 一時帰国などの楽しい経験と結びつける
- 完璧を求めすぎない
ことが、長く続けるコツなのかなと思っています。
我が家にとって、VPN、OSN、海外オンラインショッピングでの本購入は、多言語育児を支えてくれる欠かせない存在です。
世界中で、多言語育児に奮闘する親御さんの参考になれれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


