パレスチナの虐殺を支援する国の商品や企業をボイコットする運動はこちらクウェートでも盛んに行われています。
あれだけ人気だったスターバックスもマクドナルドも今や店内すっからかん。
クウェートの人々の熱い想いが伝わってきます。
ボイコット運動を機に、改めて自分たちの日々の買い物を見つめ直してみるといかに多くの日用品を欧米の外国企業のものに依存していたかわかります。
紙おむつだって、ハンドソープだって、洗濯洗剤だって、スーパーにはアラブ産やクウェート産といったローカル企業のものも売ってるにも関わらず少し高いお金を払って外国製を買っていました。
あまり深く考えずに外国製に手を伸ばすのはもはや習慣化していました。
ところが10月に起こった戦争でアラブの人々（少なくとも多くのクウェート在住のアラブ人）は目を覚ましました。
日々SNS上で流れてくる悲惨な光景に涙を流し、怒りを覚えました。その感情がボイコットを通じて抵抗運動に変わったのです。
前置きはさておき、女性なら年間にして40万円近くを生理用品に費やすとされているのはご存知でしたか？
毎月の月経に使うナプキンやタンポン（こちらではマイナー）も多くの人が欧米の企業のものを使っていました。わたしもです。
ところが、最近インスタグラムを皮切りに大ブレイクしたクウェート発の生理用品ブランドが現れたのです。その名はTSUNO Pads。
正確には2019年に会社は設立されていますが、話題になったのはここ数年のことです。そしてボイコットの過熱からにローカル企業支援へ意識は高まり需要は急上昇中です。
TSUNO Padsを制作するLeap Loves Green社は、環境資源や環境にやさしい代替品を共有する地元のインスタグリーンガイドとして活動を開始しました。
企業理念の柱となっているのは環境に配慮した生理体験を女性たちに提供するということ。
サステナビリティが叫ばれる昨今、毎月使う生理用品を通じて地球環境への配慮を呼びかけると同時に、ネガティブな印象の多い「生理」への考え方を一新するようなアイデアが盛り込まれた「可愛い」「清潔」「快適」「意識の高い」生理用品を提供しています。
パッケージのデザインはまるでティーパックの箱のようで、ポップで可愛い元気な感じが好印象です。
企業オーナーはクウェート人女性で、インスタグラムでも積極的に活動を行っているので興味のある人は彼女をフォローしてみてください。
毎日使うものだからこそ、小さな選択の変化が長期的には大きな変化を生み出します。
ローカル企業をサポートすることが、クウェートの発展に貢献するのはいうまでもありません。クウェートの発展を願うからこそ、クウェート産のものを買って、地域に貢献できたらなと思います。
TSUNO Padsは竹繊維で作られた女性の身体にも地球にもやさしい生理用品です。
初回セール、デリバリーもやってます。
クウェート、アラブを応援したい人、未来に変化を起こしたい人、気になった人はインスタやHPをチェックしてみてくださいね。
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